TAMAKOSIの日記

体育・スポーツや教育にかんしてかんがえたことを中心につづっていきます。研究会の情報も案内していきたいとおもいます。

遠泳実習②

 

遠泳実習で重要だなとおもったのは前回しめした学習内容の2つめ。

 

バディシステムだとおもう。

 

なかよくやれとか、お互いにはげましあえとか、そういうことが道徳的にならない。

 

海ではバディの相互援助が不可欠となるから、おしつけにはならない。

 

嘉納治五郎が遠泳をやりはじめたそうだけれど、それは遠泳の過酷さを克服するというよりも、そのプロセスでもとめられるバディシステムの教育効果について着目したのではないかと推測する。

 

自他共栄の精神みたいな。

 

大事なことは自然がおしえてくれる、みたいな話はよくあったけれど、そこにはやはり原理があった。

 

それと、今回、アルバイトの方と遠泳実践者の総勢約100名で実施した。

 

そこで、アルバイトの方になるべく協力してもらって、自治的な活動がおこなえるようにしたいとおもった。

 

しかし、自治的な活動をするためには、あらかじめこちらが全行動を把握している必要があると痛感した。

 

こちらが何をどういうシステムで運営していくのかを熟知していなければ、結局のところ「どうすればよい?」とたずね、主体性が従属的になってしまう。

 

学校行事でも自治を、とおもってきたけれど、それができるためにはこちらがすべての行程を把握していなければならない。

 

また、自治を成立させるためには、〜する、だけではなく、〜をしたかどうかチェックするといった活動も視野にいれておかなければ、全体で達成することは困難となる。

 

自治を育成するための指導は、準備がすべてであり、教師の覚悟が一定程度必要なのだなとおおいに学んだ。

 

和大のすべてを自治的におこなう遠泳実習は本当にすごい。一度その行程をみてみたいなぁ。