読者です 読者をやめる 読者になる 読者になる

TAMAKOSIの日記

体育・スポーツや教育にかんしてかんがえたことを中心につづっていきます。研究会の情報も案内していきたいとおもいます。

金曜日の歴史の授業のために:ベースボール編

今週金曜日は雨となっている。

 

ということはソフトボールは教室でやらなければならない。

 

前回雨の日はiPadを使用して、室内練習場で打ち分け・バッティング動作の動作分析を実施したが、まだそれほど時間がたっていないので、同じ手は使えない。

 

じゃあ、歴史の授業をやるしかない。

 

ということで、今日はベースボールの歴史を文献から調査してみた。

 

でも問題は歴史的事実から何を教えたいのかということ。

 

それによって読み方も変化する。

 

で、ひとまず以下のように考えた。

 

 地域スポーツの担い手になってもらうことを意図して、

 

 ①ベースボールは時代ごとに様相が変化しており、参与者によって常につくりかえられ、発展させられてきた性質をもつということ。

 

 ②そこから、自分たちが現在とりくんでいる4対4も、3対3も、今後ベースボール型ゲームとして発展する可能性がある(バスケの3on3のように)ということ。

 

 ③こうして9人制が「本物」ではなく、スポーツは参加者の実態にあわせてみんながたのしめるようにつくりかえていくべき性格をもっていることを理解してもらい、この科目でも最終的にはオリジナルルールにもとづくゲームづくりをしていきたいと考えていることを伝達する。

 

 学習のポイントとしては、

 

①もともとはクリケットを原型として、地域住民である老若男女のレクリーションを目的とする「全員参加」の「打者優位の打撃ゲーム」(ラウンダーズ、タウンボール)であった。

 

 

 ※参考資料として、佐伯さんの『ベースボール創世記』に所収されているタウンボールの観察記録をよむ。

 

② それがカートライトによって原型がつくられ、普及していくとともに、戦術・技術が高度化していき、ルールも徐々にスピード化・合理化=競技スポーツ化していく。

 

 ※参考資料として、中沢さんの『野球のひみつ』の「ニッカー・ボッカーズ・ルール」の部分をよむ。

 

③ 高度化・合理化のポイントとして、

 ・ピッチャーは「打たせる人」から「打たせない人」に変化していく。

   「ピッチ」から「サイドスロー」、そして「オーバースロー」へ

 ・出塁するボールカウント数が変化していく。

 ・ベースに「ストライクかボールかを判断する」という意味が含まれるようになり、形が五角形に変化する。

 ※もうちょいネタがほしいところ。

 

このあと、ルールづくりの話をして、

 

おまけ的にソフトボールの歴史として、

 

④ ソフトボールに類似した球技の出現と名称の統一  

 

⑤できれば、現在のソフトボールのゲームの紹介

 ・スローピッチ、ファーストピッチ、Tボールなど。

 

感想用紙記述

 

という感じにしていけたらいいかな。

 

明日の1日しかないので、できる範囲でなんとか仕上げたい。

 

講義としてきくばかりにならないように、何か考える作業もどこかでいれられたらとおもう。

 

それにしても、授業を担当するというのは大変に刺激になる。

 

自分の中で「伝えたいこと」と「それを主張するための素材の整理」をする必要があるので、読書量や思考時間はがんがんに増える。それにともなって知識量や論理的なつながりがひらけてくる。

 

とはいえ、あわただしくつなげた知識群である。おそらくもうすこし幅広く学んだらじっくりと時間をとって整理する必要がでてくるんだろうな。

 

今後も何かしらのスポーツ実技にはかかわっていきたいなとおもった。