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TAMAKOSIの日記

体育・スポーツや教育にかんしてかんがえたことを中心につづっていきます。研究会の情報も案内していきたいとおもいます。

ヒットしなかった歴史の授業②フラフト編

さて、昨日はバレーの歴史の授業がヒットしなかったことを説明した。

 

実は偶然にもその日はフラフトでも歴史の話をしていたが、感想文には1つもふれられたものがなく、からぶっていたのである。

 

あちゃ〜こちらもか・・・・。

 

資料をもとにしながら話したのは次のこと。

 

フットボールの「ブロッキング」は「力の象徴」であるということ。

 

②しかし「ブロッキング」が発展していくことで1年で18人の死者、154人の負傷者がでてしまう程に試合が激しくなってしまった。

 

③その状況に危惧した当時のルーズベルト大統領が3大学をよびつけて「事態が改善されなければフットボールは禁止」と指令をだした。

 

④その指令をもとに「フォワードパス」が出現した。

 

⑤つまり、「フォワードパス」は「死人の上になりたつ技術」であるということだし、攻撃の幅を拡大することで「ブロック・ランプレイ」による危険性を緩和しようとしたものであるということ。

 

⑥だから、今日は「フォワードパス」の歴史を感じながら、フォワードパスの作戦づくり・ゲームに取り組んでみよう。

 

ということ。

 

状況としては前回までに2対2のランプレイをしていて、パスプレイも少し練習していた。

 

でも・・・・感想にはパスプレイの困難さや新しいおもしろさについて記述するものが多くて、残念ながら歴史にからんだ感想はでてこなかったのである。

 

どうしてなのだろうか。

 

原因を考えてみたい。

 

①参考資料を輪読していったために、やや要点がつかめなかったのではないか。

 

②はじめてのパスプレイの時間でパスプレイを挑戦するゲームが多く、ランプレイとまぜたときにDfが混乱する状況をうまく体験できなかった。パスプレイがうまく習熟できずにその醍醐味・変化などを味わえなかった。

 

③ゆっくりと感想をかく時間をつくってあげられなかった。

 

④歴史の話を最後にもってきてもよかったかもしれないし、最初だけでなく最後でも強調して話をするとよかったかもしれない。

 

ひとまずこの4つが頭をよぎった。もっと資料の見せ方や話す中身などの工夫もできただろうに・・・。

 

④それと歴史と実技をつないで何をめざすのか、どんなロマン、スポーツの文化的な豊かな世界がまっているのかをおもいえがかせられなかったともおもう。

 

「今、経験されるプレイ特性」と「歴史」をつなぐ授業づくりはまだまだ先が長そうだ。

 

とほほ。

 

ちなみに、今後は、

 

①ダウン制の簡略化およびブロッキングまでも排除したNFLルールと現在とりくんでいる授業ルールとを、歴史学習をふまえながら比較していく。

 

アメリカンフットボールにふくまれている思想(合理主義・機能分担)の文化的背景

 

についてとりあつかえたらとおもっている。

 

①はルールづくりに、②は戦略・戦術・技術につなげられるように展開していきたい。

 

さてどうなるか。

 

これは楮(コウゾ)です。蒸して皮をはいで、和紙の原料になるのです。

これは指定文化財で使用される楮。

 

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