TAMAKOSIの日記

体育・スポーツや教育にかんしてかんがえたことを中心につづっていきます。研究会の情報も案内していきたいとおもいます。

みのお大会まとめ

お盆ですね。

 

ようやく1つ、論文が完成しそうです。

 

きっとはねかえされますが。

 

さて、先日おこなわれた大会のグループ学習分科会のまとめだけをメモしておきます。

 

 今年度の成果として以下のことを今後ひきつづき考えていきたいとおもった。

 

⑴大貫さんが提案されたグループ学習の仕組み(6つの視点)、「集団の何(X)の質か」のXの視点、集団の人間関係についての5つの視点。

 

※グループ学習は6つの仕組みでなりたつ(<>内は昨年の森提案> 

 ⑴教科内容(科学的・文化的知識)

    <共通学習内容(課題)>

 ⑵教科内容の理解

    <認識(わかること)を介した協同>

 ⑶集団の人間関係における協同

    <共感的な交流と合意形成>

 ⑷文化変革・創造と自治自立

    <自治や自立の力の形成><問題や矛盾から学習課題を導出>

 ⑸発達・生活課題とグループ学習

    <発達課題・生活課題による具体化>

 ⑹教授—学習における指導

 ※まだ他にもあるかもしれないたたき台としての提案です。

 

※集団における人間関係の発展的段階を次の5つにあると仮説的に提案。

⑴知る ⑵認め合う ⑶願いを持つ ⑷高め合う ⑸確かめ合う

 ⑴〜⑸の段階を往還しながら、集団の人間関係における<共感的な交流と合意形成>を実現していく。特に⑵から⑶、⑷から⑸の段階が課題。⑸では発表会や競技会、リーグ戦などが関係してくるため、よりつよい協同・競争関係に子どもたちがおかれることになる。

 

大貫提案と2本の実践報告が課題を一致させ、議論がふかまりました。それが以下のこと。

 

⑵「わかるを媒介としたグループ学習」できずきあげた子どもたちの関係性が、教材とする運動文化が要求する協同・競争関係によって断ち切られてしまうこと。

 

実践では攻防の相互的な発展関係をふまえた戦術・技術の系統的指導によって「わかる」を媒介としたグループ学習を展開していったけれど、最後のリーグ戦で「かてないからやらない」「みんながタッチダウンをめざすためにすでにタッチダウンした人はサポート役にまわってつまらない」といった様々な理由で参加拒否する事態がおこった。

 

⑶ゆえに、最後のまとめのゲームや発表会でどのような目標を合意し、どのような形式で競争・協同させていくのかを分析しておかなければ、主体者形成につうずるグループ学習の発展、主体的で自治的な学習集団づくりにまで到達しない可能性があること。

 

 ただし、これまでの研究と今回の成果との関係をもっとみておきたい。

 

 これまで人間関係や態度を直接の学習の対象としてその効果を実証的に提示しているアメリカ型のグループ学習に対抗すべく、グループ学習分科会では「わかるを媒介とするグループ学習」がどう子どもの人間関係を変容させていくのかを実証的にとらえるツールMRIや感想文分析)をさぐってきた。これらの成果は一定数えられるものの、未整理となっている。

 

 これまで追求してきたことと今回の提案がどう関連してくるのかをみすえて、来年度の分科会の研究方針をくみたてていけたらとおもう。

 

 また次期学習指導要領で提起される21世紀型能力やアクティブ・ラーニングとの関係も今後検討していく機会が必要であろう。

 

個人的には今回新し目な課題がみつかったとおもう。

 

戦術・技術についての「わかる」が子どもたちをつなぐ、と考えても、その戦術・技術学習が特質としての競争・協同関係とセットで学習されていなければならない、ということだ。

 

あのい○はらさんもいってないのでは?

 

じゃあ、どういう分析視点をもっていくのか、ここが大事なところですかね。

 

 

広告を非表示にする