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TAMAKOSIの日記

体育・スポーツや教育にかんしてかんがえたことを中心につづっていきます。研究会の情報も案内していきたいとおもいます。

愛知グルプロ

愛知支部の活動

 

 昨日、若手の運動会実践をきいた。

 

小学校1・2年生の運動会実践だ。

 

Aさんは普段ダンスをならい発表もしているので、毎月土曜日に開催される例会への参加率は非常にひくくなっている。

 

しかし飲み会にはくるという方で、今回も飲み会の方がメインとなっていた。

 

さて、Aさんのダンス実践は1・2学年合同のものを1年生担任のAさんが提案し、子どもの実態をみながらそれを教職員集団で修正していったものである。

 

 

Aさんは1・2年生にダンスのおもしろさ・心地よさを体験してもらうために、リズムにのることを大事にして、アップダウンを基本にしたダンスを考えた。

 

さすがダンサーだけあって、ダンスの基本をおさえた動きをくみたてている。

 

またおぼえやすいように体型移動などをはさみながらも同じパターンをくりかえす動きをとりいれた。映像を視聴したところ子どもたちもノリノリで踊っている子がおおく、動きも大きくみえた。

 

Aさんは見合う活動をさせるための教える中身の明確化を課題にあげた。

 

 

Aさんは大きく以下の3つの点で大変だったという。

 

(1)1年生の3学期に来年度に踊るダンスや曲をきめ学習する学校カリキュラムがあった。しかし昨年度決定されたものは1年生の発達段階には不適切で、Aさんが提案せざるをえなかった。

 

昨年の決定にふりまわされたことを職員会議で反省し仕組みをなくせないか? ということがもちろん話題となった。

 

しかし、Aさんは「今の職員関係をくずしたくない」という。こまっていた1年生の学年集団をひっぱり、指導を自らおこなわない教員のために模範ビデオを作成していって、信頼はあるはずである。なのに、自分から反省点をあげることはできないという。

 

この点、どう意識改革すればよいのだろう。職員関係がくずれる、くずれないために面倒だけれど子どもや自分たちが前年度の人たちにふりまわされるというのだ。

 

 

(2)なかなかダンスをおどってくれない子どもに対して、おしつけにならないようにどう働きかけたらよかったのかがわからなかった。これに対してノリノリの2年生が1年生に教える活動をするなどの提案がだされた。しかし、

 

 

(3)教職員の中でダンス指導に対してあまり積極的におこなわない方もおり、1・2学年での連携がうまくとれなかった。仮設校舎がでーんとあり運動場がせまくなっているため協力したかったのに。

 

 報告をうけて以上の内容について意見交流を少しだけしたのちに居酒屋に突入し、たくさんの種類の焼酎をたのしんだ。今後、見合う活動をペア・グループ学習でどう組織するのか、ダンス分科会の先行実践を学ぶ機会をつくりたいと思う。

 

また、グループ学習について検討していたときに発見があった。

 

大阪と愛知のグループ学習の実践研究によって、ある一定の授業スタイルが確立されてきている。

 

それは、教師がねらいとする「わかる」中身を、子どもが自ら気づけるように条件を設定し、子どもが気づいた運動課題や方法を集団で共有するというものだ。

 

そして気づいたことができているのかどうかをグループ学習で確認し、教え合う。

 

発見したのは、このグループ学習が子どもたちの主体的学習を組織するための方法という意味だけではなく、技能習熟が達成され、「わかる」の必然性が高まるまでまつという意味もふくまれていることである。

 

大阪でグループ学習の実践研究をされてきたNさんは「『わかる』がグループ学習の命綱」だということを声を大にしていえるようになったとふりかえっていた。

 

Nさんのグループ学習のスタイルも上記のものだ。

 

つまり、「わかる」とは「わかって、できる」と「できて、わかる」が統一したものとして存在し、命綱となっているということ。

 

子どもたち自身が次のステップの課題や方法に気づく(わかる)ためには、実際に技能習熟がはたされて、そういう状況にぶつからないとならない。だから、できるまでまつ必要があり、そのためにグループ学習で相互観察をさせて個々の習熟を保障させたりするのである。

 

だから、グループ学習は単に主体的学習を組織する自治集団活動という意味あいだけではなく、そのプロセスにおいて技能習熟を保障しグループの媒介物となる「わかる中身」に必然性をもたせるという意味あいをもつことも確認しておきたい。

 

わかる、できる、かかわるというのは本当に三位一体の関係にあるということだ。

 

これまで戦術・技術指導の系統性とグループ学習研究の統一が強調されてきた。その成果がこうした三位一体型の構造をもつ授業がつくられていった背景にある。

 

グループ学習はよく話し合いをさせればよいとかいわれる。そこまでいかなくても発見学習や問題解決学習などが形式的に推奨される。

 

でも技能習熟と認識形成の相互関係を考慮することをわすれてはならないのである。

 

次期学習指導要領では汎用的スキルの育成をめざしてアクティブラーニングが導入される。

 

グループ学習を成立させる構造的な柔軟な仕組みを整理する必要がありそうだ。

 

今日、国会前で学部生のころの指導教員にあった。オリジナルバッチをつくっての参加。あいかわらず精力的だ。

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