読者です 読者をやめる 読者になる 読者になる

TAMAKOSIの日記

体育・スポーツや教育にかんしてかんがえたことを中心につづっていきます。研究会の情報も案内していきたいとおもいます。

低(・中)学年サッカーの授業づくりをかんがえるその1―匠の会の実技講習会にむけての議論のなかで―

愛知支部以外の研究活動 サッカー

昨日は東京の若手教師があつまる研究会に参加してきました。

 

日曜日のサッカー(じゃまじゃまサッカー)の実技講習を運営するにあたってどのようなねらい・内容をもってことをすすめていくのかを議論していきながら授業づくりのはなしになっていきました。

 

「明日に役立つ講習をやろう」。

 

「そのためにはこの教材のよさを簡単に説明できなきゃいけないね」

 

じゃまじゃまサッカーとは、ハーフコートの真ん中にじゃまゾーンを設定してデイフェンスはそのじゃまゾーン内でしかデイフェンスをすることができません。

 

つまり、攻守の入り乱れをなくし攻撃場面・防御場面を区別してわかりやすい状況をつくることがまず特徴となります。

 

その上で基本的には攻撃人数と防御人数、ボールの数(一人ひとつかチームで一つか)を工夫することでだれもがサッカーのシュートの喜びをあじわえたり、パスの重要性や自分たちの攻撃の作戦をかんがえたりして意図的な攻防をたのしむことができたりします。

 

目の前の子どもたちの発達段階から、どんなことを学び・たのしませたいかによってルールを工夫していくので多様なゲーム展開が想定されます。

 

なので、他学年の担任の教師があつまってくるため実技講習ではまず基本的な指導内容を体験してもらって、そのうえでルールの工夫をしたゲームをつくっていこうとかんがえました。

 

基本の指導内容とは、

 

ミニゲームを少々

ボール操作のドリルを少々

 

のちに

 

じゃまじゃまサッカーの一人一人ボールをもっているバージョンで

3対0

3対1

3対2

 

チームに一つボールをもって

(5対2、4対2とか)

3対1

3対2

 

とすすんでいきます。もしもニーズがあれば攻防入り乱れ型へと発展していくバージョンもやろうということになりました。

 

さて、議論の中でサッカーのおもしろさの質ってなんだろうというはなしになりました。底・中学年の授業をイメージしてのことです。

 

まずは得点にからむシュートだろう、

 

その次はキーパーとの攻防で入るか入らないかの緊張感(ハラハラドキドキ)かな、

 

で、そのあとでディフェンスとの攻防での緊張感(ハラハラドキドキ)かな、

 

だから、どれだけ枠の中にいれられるかをきそうシュートゲームとして3対0を位置づけて、そのあとにゴールの手前にコーンをおいてあたったらキーパーにとられたことにしよう、そしてコーンをふやすか実際にキーパーをつけるとかして緊張感の質をたかめていこうか。

 

で、ボールをチームに一つにしたときはディフェンスをかわして空いた空間でパスをもらうことが必要になってくるから、そこでははじめはコーンをつけないでかわしてパスをもらう2人のコンビネーションを学習しよう。

 

そのあと、ゴールにコーンをおいてじゃまじゃまサッカー大会を開催すればいいんじゃないか。

 

そんな意見がでてきました。

 

でも、サッカー独自のおもしろさってなんだろうとかんがえてみました。イギリス文化のなかでうまれたこともあって、オフサイドによる攻防空間の制限がかかり密集した状況下でのプレイがあったり、意図的な作戦といってもかなり流動的ななかで攻防両面をかんがえながら状況判断・作戦の遂行がもとめられます。

 

授業間の子どもたちの遊びの姿を見ていたら一つのボールにむかってむらがる姿がめだちます。パスをつないでいくよりもそれぞれがボールをうばいドリブルでの突破をこころみています。みんなゆるやかなつながりのなかでサッカーをたのしんでいるようにもみえます。

 

サッカーの文化的なおもしろさを、もっとかんがえるなかで教える中身がみえてくるだろう。

 

じゃまじゃまサッカーは何を教える教材なのか、やはり文献をよまなくてはいけないですね。

 

たとえば、サッカーのドリブルのドリルって本当に必要なのだろうかとおもったりもします。たしかに戦術的にはドリブルによって相手をひきつけ、ディフェンスがパスをもらう空間を意図的につくることかできますが、どうも戦術的な部分以上のことが想定されている印象をうけます。そこはどこにどんなサッカー文化独自のおもしろさがあるのだろうか。じゃまじゃまサッカーはなぜドリブルをさせるのだろうか。パスをつないでシュートでもいいのに。

 

また、そのサッカー文化独自のおもしろさはどの発達段階からたのしめるものなのか。

 

低学年でもあじあわせることができるものなのか、まだまだかんがえることがたくさんありますね。

 

 

最後に低学年の実践づくりの議論をすこししました。

 

ねらいはけるおもしろさをたっぷりあじわうことで、新聞紙をまるめたものとかいろんなかたさ、おおきさのもをけったり、ダンボールに絵を描いて的あてをしたりしてはどうか。

 

ドリブルシュートのたのしさなら、

 

障害物をおいてみんなでドリブルコースづくりをしてみようとなげかけて、そのままリレー形式にしてみてはどうか、そのあとじゃまじゃま3対0かな。

 

そんなアィディアがでてきました。

 

ただし、クラスにきになる子がいてその子をどうするかについては、よい意見がでませんでした。いわゆる自己肯定感がひくいということですけれど、ひくいままでいいのではないか、まわりの見方が問題ではないのかなど自己肯定感についてまずはかんがえることからはじめようということとなりました。小学校2年生の子どもたちをサッカーでつなぐ、かぁ。

 

これからサッカー・じゃまじゃまサッカー、ともに文献をよんでいかないとなぁ、じゃまじゃまで教えたい攻防の発展的関係とかってあるのだろうか、そんなことをかんがえながら夜行バスにのりました。