TAMAKOSIの日記

体育・スポーツや教育にかんしてかんがえたことを中心につづっていきます。研究会の情報も案内していきたいとおもいます。

障碍者スポーツにおける公式ルール志向から

藤田さんの本「障害者スポーツの環境と可能性」をよんだ。 いくつか印象にのこったことがある。 その1つが障碍者の方の「公式ルール志向」のつよさだった。 1995年には公式ルールでやりたいとこたえた人の割合は68.6%だったのが、2010年の調査…

2つのニュースをみてーー「オリンピックで採用されるようになりたい」

2つのニュースをみました。 1つは、ポールダンスが今、健康、スポーツ、にとって注目をあつめているよー、というもの。 たしかに多様な技がある。年内に初の国内大会が開催されたようだ。 発想としては、鉄棒の棒を横から縦にしたもので、段違い縦平行棒な…

たのスポ(菅実践)

今日は「たのスポ」の2015年11月号をよんだ感想です。 (1)「できる」ことを考える多様なアプローチが学べます。 特に、今回の特集は「できる」ことの価値を問う、というものです。 本誌を通して私は、「できる」ことが子どもの「おもしろさ」になっ…

とりとめのない子どもの話

ロシアによるトルコのサッカー選手の獲得禁止。 スポーツの政治的利用とはまさにこのことだ。 相手が嫌がることをするのがねらいだから、お金、娯楽の奪取、ということになろう。まぁありうる話である。スポーツはそれ自体として自立するのが困難となってい…

「習得ー適用」型の学習から「習得・適用ー総合」型の学習へ

最近、戦術・技術の系統的指導とグループ学習指導の統一という視点にもとづく教材研究の重要性にふれる機会があった。 そのことについて、今日はメモ的に整理しておきたい。 しばらく大阪ではフラッグフットボールのグループ学習実践を探求してきた。 グルー…

戦術・技術指導の系統性の確立について

石井さんの『今求められる学力と学びとは』をよんでみた。 そこでは本当にわかりやすく、かつ学問的なキレのある、生産的な指摘がたくさんならんでいて、これは良書だなぁとおもう。 で、本書の内容についておもったことは別にゆずるとして、 あーそうかとお…

フラフトの学習会に参加して(大阪GGP)

29日に大阪でNFLのフラッグフットボールの学習会に参加してきました。 講師はTさんです。 Tさんは大学生のクラブで指導をおこない、全国で2位にもなるほどのすごうでの指導者なのであった。だからといってこの情報だけで「すごい」とはおもわないのだが・…

自分たちのルールをつくる授業で文化的な特質を理解させる。

11月28日に滋賀県で中学校教員によるバレーボールの実技学習会があり、参加してきました。 ここでなるほどなとおもうことが1点。 それは次のようなことです。 ① 今年度の夏の全国研究大会で議論されたことは次のことでした。 戦術・技術の系統的な指導…

オリンピックにむけたプロパガンダ(羽生選手)

昨日、羽生選手のスケートをみて驚いた。 近年はテレビのない部屋にすんでいるので、羽生選手の演技を視聴することはぱったりとなくなっていた。 なので、1年以上みていなかった。 でも、昨日の演技をみるからに演技の全体構成、ジャンプの正確さ・雄大さ・…

空間を演出するということは、そのきにさせるということ

なーるほどとおもったことがある。 今はユーチューブで連続再生機能があり、かってに音楽がうつりかわり、ながれっぱなしにすることができる。また癒しや作業に集中するために長時間(ながいものは6時間とか)のBGMを視聴することができる。 たまにこれらを…

玉木さん『スポーツとは何か』

玉木さんの『スポーツとは何か』をあらためてとりあげたい。 本書は、スポーツの過去と現在を照らし出しながら、未来にむけたいくつかの提案をおこなっている。 (1)「スポーツは文化である」を社会的な共通認識に育てよう! 玉木さんはこれまでの日本スポ…

体育は「担い手づくり」なんだなぁ。

朝目覚め、物思いにふけっているときにふと本棚にめをやると一冊の本が目についた。 玉木さんの『スポーツとは何か』だ。 最近は学校体育の目標である主体者形成論が、現代スポーツの変容とともに再考をせまられていると実感するようになってから、現代スポ…

映画、天国からのエール、

映画、天国からのエール、 これもまた、火花とやはりにているテーマ性をもっているとおもう。 沖縄地方からバンドでプロをめざす高校生の葛藤と、それを支えようと躍起になる弁当屋の大城さん(仲宗根陽)の姿をえがいた映画である。 2つのシーンが印象にの…

11月支部例会「体育理論」

土曜日に愛知支部の11月例会が開催されました。 報告は体育理論(教室でする体育)における教科内容の検討ということでした。 若手の研究者の方です。 今回の報告をうけて、体育理論を考えることってめっちゃ大事だなとおもった次第です。 さて、内容の要…

プロスポーツ選手が「夢」という子どもたちに私たちはどうむきあえばいいんだろうか。

武井さんのツイートがネットで紹介されていた。 http://www.huffingtonpost.jp/2015/11/04/takei-so-sports-salary_n_8469544.html?ncid=fcbklnkjphpmg00000001 タイトルにあるとおり、 プロの経済的な実態をしらないでプロをめざすのは無計画だからだめだよ…

火花をよんで

処女作というものはこういうものなのだろうな。 『火花』はお笑い芸人の又吉がかきあげ、将来みこみのある純粋文学の新人におくられる芥川賞を受賞したものである。 作風についてはよくわからないが、おおかたストーリーは、常識や世間からではなく自分の内…

グローバルということについて

先日、アクティブラーニングを推奨する研修会でとらえられていた「グローバル」が経済成長をひっぱるエリートの育成を意味していたという話をきいた。 養老さんの『文系の壁』をよんであらためてこのことが頭をよぎった。 「グローバル」とはなんともややこ…

健康教育実践の学習会

2015,11,15,コメダ珈琲(名古屋) これで3回目である。大阪からわざわざ健康教育の道のプロフェッショナルな方がこられて検討をかさねている。 1.本日、『どこでもドアⅢ』よりインフルエンザの実践記録をよみ、学習会をおこなった。 実践は6年生で3時間…

担任業務こそ軽減させるための工夫が必要ではないか。

しばらく大阪の小学校で授業観察をしてきた。 やはり小学校というのは忙しいんだなあ。 おちつく時間はほとんどなく、学校後のメールでの連絡は深夜をこえてやってきた。 今、全国の公立小中学校の教員定数を今後9年間で3万7千人減少させるように財務省が…

シュートボールの学習会に参加

今日は2日間の実技もふまえた研究会に参加してきました。 参加したのは低学年のボール運動です。 紹介されたのは、M保育園のパスボールと、小学校2年生のシュートボールでした。 ①わかったことは2つの指導系統です。 低学年までのねらいとして、みんなが…

みのお大会まとめ

お盆ですね。 ようやく1つ、論文が完成しそうです。 きっとはねかえされますが。 さて、先日おこなわれた大会のグループ学習分科会のまとめだけをメモしておきます。 今年度の成果として以下のことを今後ひきつづき考えていきたいとおもった。 ⑴大貫さんが…

教科研メモ

教科研の大会に参加していました。 2日目の分科会に参加したメモです。 ①子どものからだ調査をうけて 今回は日体大がおこなっているからだの調査を実施した結果が報告された。 未発表ものなので詳細はさけて、結論としては神経系、特に前頭葉、自律神経、睡…

愛知グルプロ

昨日、若手の運動会実践をきいた。 小学校1・2年生の運動会実践だ。 Aさんは普段ダンスをならい発表もしているので、毎月土曜日に開催される例会への参加率は非常にひくくなっている。 しかし飲み会にはくるという方で、今回も飲み会の方がメインとなって…

民族舞踊の学習会

昨日は大阪にわらび座のみかぐらをまなんできました。 大阪支部はすごいなぁ〜会員外で45人あつめられていました。 今日の指導者はMさん。 Mさんいわく、みかぐらは高学年からの教材で、1学期から指導しないとおもしろいところまでいけないとのことでした…

強行採決から3日。

安全保障関連法案が強行採決されて3日間、全国各地で抗議行動がおこなわれた。 70年安保のときと同様、学生と学者が政治共闘している。しかも政治家は岸・安倍と親子関係にある。この事態は歴史的にも重要な一場面だ。 一部ですが、ここ3日間の様子は毎…

参議院本会議での強行採決

衆議院本会議でも、強行採決であった。 のこるは参議員。もしくは次の政権での廃案・修正のために声をあげつづけるしかない。 戦後100年の年に日本が祝杯をあげるためにも。 さて、今日の新聞はさすがにほぼすべての新聞社が一面にとりあげていた。なかでも…

立憲主義が否定された日、国民の記憶

昨日、安全保障関連法案が強行採決された。 自民党と公明党は憲法違反をおかしたわけである。 この法案は一度に11もの法案を採決するもので、しかも命に関わる問題がほとんどなのに、判断基準の曖昧さがめだち、100時間の審議ではまったくたりない状況だ。 …

組織・チーム(西條さんの新書から)

う〜む。 正直、なでしこはまけてよかった。 といっても、ここはスポーツのかちまけの問題をあつかいたいわけではない。 なでしこの優勝は市民をうきあしだたせ、安倍さんの強行採決のかくれみのにされてしまう可能性が非常にたかかったからだ。 ギリシャの…

身体と学校体育についてちょろっとかんがえたこと

本日とある大学で考えていることをはなしてほしいということで60分程話をしました。 その講義は身体としての人間を考える講義となっていました。 そういうことははじめてでとても肩がこった。 おそらく話をしている間、ずっと肩に力をいれていたんだろうと…

リボン走実践、議論まとめ

先月開催された東海ブロック研究集会の2日目で、リボン走実践についての報告がありました。 ちょっと以前にもふれたものです。 ちなみに、リボン走は広島の小学校教員が同じことを開発していて、また体育科教育誌でも陸上の特集で紹介されていました。同じ…

活発化するデモンストレーション

最近、京都、金曜官邸前、渋谷と様々な若者の政治運動に参加してきた。 京都での活動は観光にきた海外の方がたくさんいて、これはよい効果がのぞめそうだなとおもった。日本のイメージに政治運動はあまりないだろうから。ポップカルチャー、さむらい、とか。…

來田さんの話

2015,6,25中京大学公開講座(健康・余暇・スポーツシリーズ 第28回) 一瞬の勝利を超えて〜オリンピック&パラリンンピックの価値〜 に参加してきました。 はじめに来賓講演として雜賀さんから、現在オリンピック・パラリンピックの進行状況について簡単に…

水俣病の実践(小5)

昨日は大阪にいって実践報告をきいてきました。 健康教育実践です。 最近大阪の教員の方と健康教育について何回かやりとりをして、今回の報告について紹介をしてもらいました。 2015年、6月、19日、でした。 1.Kさんのねらい ・健康教育は他教科よ…

『教育と認識』をよむ②

ようやく勝田さんのほんをよみおえた。 なるほど、勝田さんの構想は非常に広範囲だ。 よみとったのは、「教育の目的」をふまえ「認識研究」をしていくべきだ、というストーリーです。つまり、①「子どもの認識」は「人間の認識」であり、現代社会も視野にいれ…

『教育と認識』(1968)をよむ①

前回「わかる」という言葉を使用するのにはわけがあったんだなぁとおもったところで、「認識」という言葉をなぜ使用するのかを説明した勝田さんの話がおもいおこされた。 ということであらためてよんでみました。 しかし勝田さんの文章、民間研の機関誌に投…

『知る・学ぶ』をよむ

シリーズ「日常を拓く知」をよんでみたい。 やさしいタッチの本なのでおもわずかってしまいました。最初は「食べる」にめがついたんですけれど。 本シリーズでは学問を学ぶ意味をふりかえることで、「学ぶこと」と「生きること」が分離しかねない今日の状況…

『ヒマラヤを越えて』を視聴して

偶然にも最近視聴した『世界の果ての通学路』と同様の実態を把握することができた。 チベットは1949年に中国共産党が政権をにぎってから、侵略戦争がおこり、虐殺・弾圧などをへて、1959年に本格的に漢化政策が展開されていくようになる。 チベット…

最近、ぼんやりとかんがえていたことの整理(現代の学び方)

『体育授業を学び続ける』という本をよんでこんなポイントに目がむいた。 それは、紅林さんの2002年の調査で、15年間において教師の同僚性が変容している、ということだ。 1984年から5年ごとに実施した調査で、「自分の教育実践や教育に対する考…

映画「世界の果ての通学路」をみる。「15メートルの通学路」をよむ。

今日もかりてきた映画を視聴。 この映画は モロッコ、インドネシア、ケニアなどで、22キロの大地を徒歩や馬で命がけでかよう子どもたちをおったものである。 仲間や兄弟をいたわりながら長距離にわたる過酷な通学路をかよう姿がえがかれていました。 印象…

映画「12 years a slave」をみる

ふと映画をみたいなぁとおもいレンタルにいった。 最近、ちょっとおちつかない日常だったので、少し気分転換もかねてのこと。 日本語のタイトル「それでも夜は明ける」をかりてみた。 この映画、とてもいい映画だなとおもった。何か問題を解決するといった映…

みかぐらについて、メモ

先日、大阪でSさん(元中学校教員)によるみかぐらの実技講習会が開催され、参加してきた。 おどってみて、とってもたのしかったし、奥がふかかったです。神楽だし、農作業の動きもはいっていてからだや民俗舞踊についての文化的学習内容ともからめて授業が…

山本太郎議員、国会、オリンピックについて

2015.5.21文教科学・内閣連合審査(東京オリンピック・パラリンピック特措法案) 山本太郎議員が上述の日程で国会質問した全文と動画が以下のページで閲覧できます。国会議員ごとじゃなくてテーマ・問題別で国会質問の情報公開するページがあればすごーく便…

ビッグデータ

体育とデータについてかんがえていたときに「ビッグデータ」という言葉をはじめてしった。 スポーツ界ではご存知のとおりビッグデータといえば、選手の1試合の総距離とかが有名であるし、野球の打率などもそうだ。もうあふれてるし先端的な利用は勝利への切…

春フェスタ:ネット型の感想

春フェスタ、ネット型は20名の方が参加してくれました。 とっても充実した時間でした。 Hさんの授業づくりの確かさが分科会をひっぱってくれて、とても勉強になりました。 ネット型は<前半>にHさんの小4ホールディングバレーボールの実践の到達点までを…

春フェスタの案内

ギリギリですが・・・ 今週の日曜日に春フェスタを開催します。 以下案内をはりつけますね。 2015春フェスタ案内(体育実技講座) ・5月17日(日) ・愛知淑徳大学長久手キャンパス(体育館・グランド) ・10時〜16時30分 ・分科会内容 <幼年…

身長制ルールのバレーボール大会

ちょいメモ 身長制限のあるバレーボール、これは柔道の重量階級制と同様にくるだろうなとおもった。こうでもしないと戦術的な攻防のおもしろさが深まらないだろうから。 やはりいつかくるとおもっていたら結構前からあったようだ。 身長制ルールのバレーボー…

スポーツ?の記事から

最近きになっていたニュースで、いろんな「スポーツ」化が話題になっている。 それぞれの記事にスポーツをめぐる希望と現代的な問題があらわれていると直観。でもふかくは考察せず、メモだけです。 ①1つは、ゴミ収集活動を「スポーツ」としてとりくんでしま…

小2じゃまじゃまサッカー実践報告・分析(2015年3月末と4月末の匠の会)

3月6日と4月24日にあった匠の会の実践報告とその分析です。 3月はKさんの実践経過報告と、じゃまじゃまサッカー教材の課題を明らかにしようとした学習会でした(学習会は以前のブログに掲載)。 4月はKさんのその後の実践報告と、映像分析をもとにし…

発見のよろこび、なんでもない日記。

ふとおもったこと。 自分はこれまで、発見のよろこびをたのしんでたんだな。 ここ1、2年間の活動はそれにつきる。 人の役にたつと同時に、発見のよろこびをもてた。 人とのかかわりで発見がうまれると発見が共有できて2倍にうれしい。 そうだったんだなぁ…

民教連集会その2・竹沢講演(子ども理解・子どもの気持ちに寄り添う)

2015,4,26、竹沢さんの次の講演をきいてきました。 実践につなぐこども理解—「気になる行動」からその子の、屈折した願いをくみ取る— です。 のっけからやられました。 障碍児教育を推進する際の哲学は「人間のめんどくささの中におもしろさをみつける」 だ…