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TAMAKOSIの日記

体育・スポーツや教育にかんしてかんがえたことを中心につづっていきます。研究会の情報も案内していきたいとおもいます。

読書ノート

スポーツと能力観について

広田さんの『教育は何をなすべきか』をよんだ。 きっかけは近年の先進諸国における資質能力の育成をめざす動向をしらべていたときに、引用されていたものである。 大きな本なので、きになったところからよんでみた。 まずよんだのは終章の「ポスト震災の教育…

『たのスポ』12月号からその2

前回狭間論考をよんだことを紹介した。 どんな意見交流がおこなわれたか。 それは、マラソンイベントを発展させる上で見落としてはならない両義性とは何かをさぐることとなった。 「両義性」の概念をつかうということで、OECDのキー・コンピテンシーを想定し…

『たのスポ』12月号から

さて、今回は12月19日に実施した『たのスポ』学習会の様子です。 おもしろい議論でした。 学習会は狭間さんの論考をよんで議論に展開するというものです。 まずは各自で黙読をします。 その後、いいたいほうだいです。 狭間さんって今度冬大会で報告する…

障碍者スポーツにおける公式ルール志向から

藤田さんの本「障害者スポーツの環境と可能性」をよんだ。 いくつか印象にのこったことがある。 その1つが障碍者の方の「公式ルール志向」のつよさだった。 1995年には公式ルールでやりたいとこたえた人の割合は68.6%だったのが、2010年の調査…

たのスポ(菅実践)

今日は「たのスポ」の2015年11月号をよんだ感想です。 (1)「できる」ことを考える多様なアプローチが学べます。 特に、今回の特集は「できる」ことの価値を問う、というものです。 本誌を通して私は、「できる」ことが子どもの「おもしろさ」になっ…

戦術・技術指導の系統性の確立について

石井さんの『今求められる学力と学びとは』をよんでみた。 そこでは本当にわかりやすく、かつ学問的なキレのある、生産的な指摘がたくさんならんでいて、これは良書だなぁとおもう。 で、本書の内容についておもったことは別にゆずるとして、 あーそうかとお…

玉木さん『スポーツとは何か』

玉木さんの『スポーツとは何か』をあらためてとりあげたい。 本書は、スポーツの過去と現在を照らし出しながら、未来にむけたいくつかの提案をおこなっている。 (1)「スポーツは文化である」を社会的な共通認識に育てよう! 玉木さんはこれまでの日本スポ…

体育は「担い手づくり」なんだなぁ。

朝目覚め、物思いにふけっているときにふと本棚にめをやると一冊の本が目についた。 玉木さんの『スポーツとは何か』だ。 最近は学校体育の目標である主体者形成論が、現代スポーツの変容とともに再考をせまられていると実感するようになってから、現代スポ…

火花をよんで

処女作というものはこういうものなのだろうな。 『火花』はお笑い芸人の又吉がかきあげ、将来みこみのある純粋文学の新人におくられる芥川賞を受賞したものである。 作風についてはよくわからないが、おおかたストーリーは、常識や世間からではなく自分の内…

グローバルということについて

先日、アクティブラーニングを推奨する研修会でとらえられていた「グローバル」が経済成長をひっぱるエリートの育成を意味していたという話をきいた。 養老さんの『文系の壁』をよんであらためてこのことが頭をよぎった。 「グローバル」とはなんともややこ…

組織・チーム(西條さんの新書から)

う〜む。 正直、なでしこはまけてよかった。 といっても、ここはスポーツのかちまけの問題をあつかいたいわけではない。 なでしこの優勝は市民をうきあしだたせ、安倍さんの強行採決のかくれみのにされてしまう可能性が非常にたかかったからだ。 ギリシャの…

活発化するデモンストレーション

最近、京都、金曜官邸前、渋谷と様々な若者の政治運動に参加してきた。 京都での活動は観光にきた海外の方がたくさんいて、これはよい効果がのぞめそうだなとおもった。日本のイメージに政治運動はあまりないだろうから。ポップカルチャー、さむらい、とか。…

『教育と認識』をよむ②

ようやく勝田さんのほんをよみおえた。 なるほど、勝田さんの構想は非常に広範囲だ。 よみとったのは、「教育の目的」をふまえ「認識研究」をしていくべきだ、というストーリーです。つまり、①「子どもの認識」は「人間の認識」であり、現代社会も視野にいれ…

『教育と認識』(1968)をよむ①

前回「わかる」という言葉を使用するのにはわけがあったんだなぁとおもったところで、「認識」という言葉をなぜ使用するのかを説明した勝田さんの話がおもいおこされた。 ということであらためてよんでみました。 しかし勝田さんの文章、民間研の機関誌に投…

『知る・学ぶ』をよむ

シリーズ「日常を拓く知」をよんでみたい。 やさしいタッチの本なのでおもわずかってしまいました。最初は「食べる」にめがついたんですけれど。 本シリーズでは学問を学ぶ意味をふりかえることで、「学ぶこと」と「生きること」が分離しかねない今日の状況…

『ヒマラヤを越えて』を視聴して

偶然にも最近視聴した『世界の果ての通学路』と同様の実態を把握することができた。 チベットは1949年に中国共産党が政権をにぎってから、侵略戦争がおこり、虐殺・弾圧などをへて、1959年に本格的に漢化政策が展開されていくようになる。 チベット…

最近、ぼんやりとかんがえていたことの整理(現代の学び方)

『体育授業を学び続ける』という本をよんでこんなポイントに目がむいた。 それは、紅林さんの2002年の調査で、15年間において教師の同僚性が変容している、ということだ。 1984年から5年ごとに実施した調査で、「自分の教育実践や教育に対する考…

映画「世界の果ての通学路」をみる。「15メートルの通学路」をよむ。

今日もかりてきた映画を視聴。 この映画は モロッコ、インドネシア、ケニアなどで、22キロの大地を徒歩や馬で命がけでかよう子どもたちをおったものである。 仲間や兄弟をいたわりながら長距離にわたる過酷な通学路をかよう姿がえがかれていました。 印象…

映画「12 years a slave」をみる

ふと映画をみたいなぁとおもいレンタルにいった。 最近、ちょっとおちつかない日常だったので、少し気分転換もかねてのこと。 日本語のタイトル「それでも夜は明ける」をかりてみた。 この映画、とてもいい映画だなとおもった。何か問題を解決するといった映…

ビッグデータ

体育とデータについてかんがえていたときに「ビッグデータ」という言葉をはじめてしった。 スポーツ界ではご存知のとおりビッグデータといえば、選手の1試合の総距離とかが有名であるし、野球の打率などもそうだ。もうあふれてるし先端的な利用は勝利への切…

発見のよろこび、なんでもない日記。

ふとおもったこと。 自分はこれまで、発見のよろこびをたのしんでたんだな。 ここ1、2年間の活動はそれにつきる。 人の役にたつと同時に、発見のよろこびをもてた。 人とのかかわりで発見がうまれると発見が共有できて2倍にうれしい。 そうだったんだなぁ…

たのスポ読書会

今回は4月18日のこと。例会前のお昼に毎回開催しているたのスポ読書会、なづけて、ランチdeたのスポ、の報告です。 特集、「はじめてみようグループ学習」です。 2.今月の授業から 今月の授業では1月例会にも参加された備瀬さんの「自転車でGOGO」です…

まるちゃんから

これはよく体育授業についての問題提起のさいに利用されるページだ。 自分が「まるちゃん」とかくとついついあの陽気で気さくで社交性のたかいあの人を想起してしまうのだけれど、そうではなくて、「ちびまるこちゃん」のことだ。 『ちびまる子ちゃんの』第…

書評をかいてみました…が。

はじめて書評とやらをかくことをこころみた。これもまた非売品の論集に掲載するものである。 書評:『体育のカリキュラム開発方法論』(創文、2015) ン〜書評をかくというのは大変な作業だ! というか、カリキュラム論の基礎すらしらないのに批判をするなん…

「それで人(人類)は生きつづけられるか」(継続性=多様性の尊重)を大事に生きる。

今日は2つの本からかじりよみ。 2つの本をよんで何をおもうか、おためしである。これはよみたいほんがたくさんあるときにひょっとしたら相乗効果でよんでいけるんじゃないかという発想からきている! 中村さん「私のなかにある38億年の歴史ーー生命論的…

ダンス発表会見学

昨日知り合いの教員の方がダンスを発表するということでチケットをもらって見学してきました。 本格的なやつです。 演技はダンスカンパニーの受講生から選ばれた人たちで構成されたチーム、初級・中級・上級とすすんでいきました。 それぞれのチームの演技が…

科学と社会、トランススポーツな問題とは?

ちょっとおもったことメモ ①ふたば未来学園について。 4月8日にはじまった。 正直、信じられない。 数々の著名人を看板にして安全をアピールさせ、スーパーグローバルスクールとして文科省の教育推進の旗もたてて、お祭り化した勢いで、よきことを演出して…

自分事メモ、体育とスポーツ

体育同志会のバレーボール教材の研究史を調査してみておもいいたるところがいくつかった。 自分史もみえてきたのだ。 ちょっとそのことを忘却しないうちに整理しておこう。自分のある意味原点かもしれないだろうから。 瀬畑・吉崎実践によって9人制バレーボ…

デモンストレーションに参加しながらかんがえたこと。

3月15日伏見で開催された反原発デモンストレーションに参加した。 本来なら集会から参加したいところであったけれど、残念ながらその他の予定があり伏見から栄までの行進だけの参加となった。 かつてスポーツ系のイベント(これも平和運動の一環として開…

遠山啓『いかに生き、いかに学ぶか』(太郎次郎社)―読書ノート―

今日は里美さんの本の最後の読書案内にあって、遠山啓がこんなのかいているんだぁ~と興味をもってよんでみた『いかに生き、いかに学ぶか』をよんでのことです。 遠山啓さんといえば、水道方式が有名ですよね。 自分としてはさけてはとおれない人物なのです…